1.市民生活行政について
小山市多文化共生社会推進計画の進捗について
小山市多文化共生社会推進計画は、私が議会質問において質問したことを契機に実現した外国人との共生についての計画です。私自身協議会委員として策定に参加させていただきましたが、その後1年以上が経過したことから、同計画の進捗状況について質問しました。
計画に沿って、市民便利手帳や防災ガイドブックなどが10言語に多言語化されたと聞き、嬉しく思います。また多文化共生総合支援インターの相談件数も延べ3417人と過去最多となったということでした。今後も小山市民として外国人と共生できる小山市を目指して頑張ってまいります。
2.保健福祉行政について
(1)第2次小山市子どもの貧困撲滅5か年計画の進捗について
(2)離婚時の公正証書の作成費等の補助について
子供の貧困については7人に1人が相対的貧困にあるとされ、近年大きな社会問題になっています。そこで令和2年に策定された第2次子供の貧困撲滅5か年計画の進捗状況について質問しました。
また夫婦の離婚時に、離婚後の養育費支払の公正証書を作成することで、その後の養育費の支払いが確保され、子供の貧困化を防止することができます。その公正証書作成費の補助は既に宇都宮市や栃木市でも実施され、小山市でも実現したいと考えていることから質問しました。
児童虐待家庭の支援を総合的に行う、子供家庭総合支援拠点事業については、素晴らしい取り組みなので今後も議員として注力していきたいと思います。また公正証書の作成補助は、子供の貧困化防止のための施策として絶対に実現させたい施策です。今後とも実現を目指して取り組んで参ります。
3.消防行政について
(1)災害時の避難について
令和3年5月改正の災害対策基本法により地方自治体に作成が義務づけられた要支援者名簿、個別避難計画について、災害時の避難という高齢者の人命に関わることですから、小山市の現状について質問しました。
小山市で現在一生懸命取り組んでいることは理解しました。今後も市の取り組みを監視し、できるだけ早く高齢者が安心して避難ができる体制が整うように取り組んで参ります。
(2)防災ラジオについて
(3)絹地区への防災行政無線スピーカーの設置について
防災ラジオについては、絹地区には電波が届かず聞くことができないという市民からの相談もあり、防災ラジオの電波状態の改善及び今後絹地区への防災無線の設置について、質問させていただきました。
防災無線については、質問後小山市への要望書の提出も行い、できるだけ早く絹地区へ防災無線を設置していただけることになりました。絹地区への防災無線の設置は20年来絹地区の市民が要望していたことで、これは市議会議員1期目でもっとも大きい成果だと思っています。本当に嬉しく思っています。
※ 会議の録画映像をご覧いただけます。
http://www.oyama-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=495